中央大学理工学部教授 田口 善弘 教授の実験で、生成愛生AIにラノベ執筆をさせてみた記事を読んだ。
結果は、驚くものであったとの事。
それをみて、自分もやってみた。
確かに凄かった。
但し、バージョンによる違いが明らかであった。
ChatGPT-4oでは、下記のとおり訳が分からない文章となった。
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星と恋のストーリー
第1章: もう一人のタダボ者
日本の朝。迎えに来た夏の温かな日平が証明でもするかのように、気持ちよくすすむかぜがクラスを通っていた。紫の水晶りを注ぐような青い空。その黒髪をひらりと飛ばしながら、日屋の駅前に立っていたのは、「如月みのり」だった。
「いつもの待ち合わせだな…」そうつぶやき、バッグをきゅっと抱きしめた。そして一瞬の日差に気づき、頭を上げた。その前に立っていたのは、見慣れぬ年齢の男の子。鎌のように黒い桂久バッグを持つ他のさりげない輩。しかし一定の魅力を持つアルトが…
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訳の分からない文章となってしまった。
しかし、ChatGPT-o1で試したところ、驚くべきラノベが作成された。
指示分はどちらも同じ下記の文章。
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「「高校生の美少女が宇宙人と恋をした後に離れ離れになるライトノベルをイラスト付きで執筆してください」
登場人物は、下記のとおりとします。
如月(きさらぎ) みのり
県立北星高校2年生。黒髪ロングの美少女。控えめな性格だが、芯が強い。
アルト
地球外生命体の少年。地球を下見に来た探査員。銀色の髪と金の瞳を持つ。
結月(ゆづき)
みのりの親友。明るい性格で、みのりにとって良き理解者。」
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この指示だけで、下記のラノベが作成された。
恐るべし生成AI
以下が作られたラノベです。
イラスト自体は作れないため、文章での説明となっています。
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以下はイメージイラストの簡単な説明を挿入しつつ、ショートライトノベル風にまとめたものです。実際のイラストの代わりに、どんな場面かを文章で説明しています。お楽しみいただければ幸いです。
プロローグ
県立北星高校2年生の如月(きさらぎ) みのりは、ごく普通の女子高生だ。控えめで大人しそうに見えるが、内に秘める想いは強く、時に大胆な行動を起こすこともある。 黒髪ロングの美少女として校内では知られた存在だが、本人は特別視されることをあまり好まない。そんな彼女には、明るく元気な親友・結月(ゆづき)がいる。結月はいつもみのりを気遣いながらも、楽しいことへ積極的に巻き込んでいく。
その日、みのりは学校の帰り道にふと夜空を見上げていた。都会のネオンと遠くの星々が混ざり合い、不思議な光を放つ夜空——そして、思いもよらぬ出会いが彼女を待ち受けていた。
イラスト1:帰り道で見上げる夜空
イラスト説明:
・夕暮れが完全に落ちきる直前の空をバックに、黒髪ロングの美少女・みのりが
鞄を持ちながらふと立ち止まり、夜空を見上げている。
・静かな住宅街の道路が背景に描かれ、街灯がほのかに光を落としている。
・みのりの表情には、少しだけ物思いにふけったような儚げな雰囲気がある。
第一章 銀色の髪の少年
朝晩は涼しくなり始めた秋のはじまり。いつものように北星高校の制服に身を包み、みのりは登校していた。
昇降口で靴を履き替えながら、結月とたわいのない会話を交わす。
「ねえ、みのり。今朝ニュースで見た? 最近、この辺りで謎の閃光が観測されてるんだって。UFOじゃないかって噂もあるみたいだよ」
「UFO……? そんなオカルトみたいな話、本当にあるのかな」
「ふふっ、わかんないけどさ。もしUFO見られたらすごくない?」
結月は目を輝かせて笑う。みのりは苦笑しながらも、昨夜の妙な胸騒ぎを思い出す。あの時感じた「誰かに呼ばれているような」感覚。根拠はないが、なんとなく心に引っかかるものがあった。
それから数日後。放課後の校庭で、みのりは体育館裏にある小さな草木のスペースを通り抜けようとしていた。誰もいないはずの場所に、視線を感じる。
(誰か……いる?)
木陰に隠れるようにして、こちらを見つめる銀色の髪の少年。彼の瞳は、金色に光っていた。
イラスト2:初めて出会うアルト
イラスト説明:
・校舎の裏側、周りは木や植え込みがある薄暗い放課後の風景。
・制服姿のみのりが戸惑いながらも、銀色の髪と金色の瞳を持つ
少年・アルトと向かい合っている。
・アルトは地球の服装というよりは、少し不思議なデザインの服を着ているが、
高校生とそう変わらないぐらいの背格好。
・少年の表情は、物珍しさと警戒が混ざったような複雑そうなもの。
第二章 探査員アルト
彼が名乗った名はアルト。地球の言葉を苦しげながらも話し、やがて「自分は地球外生命体である」と明かした。最初は冗談かと思ったみのりだったが、アルトが見せる不可思議な力や知識を前に、嘘ではないのだと悟る。
「どうして、そんなあなたがここに?」
警戒しつつも、何故か目を離せない。アルトの金色の瞳は、まるで何かを探るかのようにみのりを映していた。
「僕は調査隊の一員なんだ。地球に来て、人類の文明や環境を調べることになっている。……ただ、本当はそんなに長く滞在する予定じゃなかった」
アルトは憂いを帯びた横顔を見せる。みのりにはわからない広大な宇宙の旅が、彼の背後にあるような気がした。
「戻らないといけないの?」
「……いずれは。地球はまだ少し危険が多い場所だと判断されたから」
そう言いながらもアルトは、「ここには美しいものがたくさんある」と呟く。それは、星空や自然だけではなく、みのり自身を指しているかのように思えた。
第三章 秘密を共有する友
一方、みのりの様子がおかしいと感じた結月は、放課後の教室で問い詰める。
「みのり、最近なんだか元気ないっていうか、ぼーっとしてるよ? なにかあったんじゃない?」
「そ、そんなことはないよ」
慌てて否定するみのりを、結月はじっと見つめる。黙っていても伝わる友情。みのりは意を決してアルトの存在を打ち明けた。
最初は半信半疑だった結月だが、みのりの真剣な表情を見て信じてくれた。結月自身もUFOの噂を聞いていたことから、「まさか……本当に宇宙人が…!」と興奮気味だった。
「でもさ、そっか……宇宙に帰っちゃうんだ。ほんのちょっとの間しか一緒にいられないんだね」
「……うん、わかってる。けど、私……」
自分でも気づかないうちに、みのりはアルトに惹かれていた。ささやかな会話や笑顔、そして地球ではない文化を知る彼の神秘的な姿。一緒にいられる時間は限られている。だからこそ、より一層大切に思えてしまうのだ。
イラスト3:放課後の教室で語り合うみのりと結月
イラスト説明:
・夕陽が差し込む教室で、みのりと結月が向かい合わせになって話している。
・結月は椅子に腰掛け、興奮気味に身振り手振りを交えて会話中。
・みのりは少し照れながらも、心配そうな表情を浮かべている。
・二人の背後の窓の外には、オレンジ色の夕焼けが広がっている。
第四章 儚い恋心
アルトは地球調査のために、昼は都市部をうろつき、夜になるとみのりの住む町外れの空き地に姿を現すことが増えた。通い慣れた空き地での短い時間が、みのりの宝物になっていく。
「ここの風景、好きだよ。空も街も、僕の故郷とはだいぶ違うけど、不思議と懐かしく感じるんだ」
草むらに腰を下ろしたアルトは、夜空を見上げながら微笑む。みのりも隣で同じように夜空を仰ぐ。
「……私も、好き。アルトと見る星空はいつもより綺麗に見えるから」
控えめなみのりの言葉に、アルトは金の瞳を和らげてみのりを見つめる。
「もし、僕たちの星のほうが安全だってわかったら……いずれ、みのりを招待してあげたい。宇宙には、まだまだ信じられないものが沢山あるから」
そんな言葉に胸がときめく。しかし同時に、限られた時間を強く意識させられた。調査が終われば、アルトは帰ってしまう。それが、みのりにとっては途方もなく遠い別れを意味していた。
第五章 迫る帰還の時
ある日、アルトの元に本国から連絡が入る。調査隊のメンバー全員、地球から引き上げるようにとの命令。期間はあと数日しか残っていないという。
すぐにみのりに伝えようとするが、電話やメールなどで簡単に連絡できる間柄でもない。結月を介して連絡を取り、夕暮れの学校裏で会う約束をした。
風が少し冷たい秋の夕方。二人きりの校庭の隅で、アルトは厳しい表情を浮かべてみのりに告げる。
「もうすぐ……帰らなきゃいけない。猶予はあと数日もないんだ」
わかっていたつもりでも、実際に告げられると胸が締めつけられるようだった。
「……そっか。仕方ないよね。アルトは、私たちの星に長く滞在できるわけじゃないし」
自分でも驚くほどしっかりした声が出た。
アルトはみのりの手をそっと握る。そこには地球の人間と変わらない、少し冷たくもある温もりがあった。
「もっと、一緒にいたかった。僕は……」
言葉の最後は消え入りそうになる。みのりももう、涙が溢れそうだったが、アルトの前では笑顔でいたいと思った。
イラスト4:校庭で別れを告げる二人
イラスト説明:
・夕暮れの校庭に佇む二人。アルトとみのりが向かい合い、手を取り合っている。
・みのりの目には涙が浮かびそうだが、こらえて微笑もうとしている。
・アルトは切なそうな表情で、金色の瞳には憂いの光が宿っている。
・夕焼け空がオレンジから深い紺色へと移り変わるグラデーションを背景に、
物悲しくも美しい雰囲気が漂っている。
第六章 最後の夜
アルトの出発は夜明け前。星が最も輝く時間帯に、彼を迎えに来る宇宙船が上空を通過する手はずになっているという。
結月も一緒に見送りたいと申し出たが、みのりは静かに首を振った。「最後は二人で……」と。結月はそれを理解し、家で待つことにする。
空き地には、しんとした静寂が広がっていた。高い草の向こう、夜空に浮かぶ星々が今夜はどこか鋭い輝きを放っているように見える。
「みのり、ありがとう。僕にとって、この星の調査は特別なものになったよ」
「私のほうこそ……ありがとう。アルトがいなかったら、ただの日常で終わってたかも。あなたと出会えて、少しだけ世界が広がった気がするんだ」
二人は言葉を紡ぐ代わりに、しばし黙ってお互いを見つめ合う。そして、微かに空気が震えるような低い音が響いてきた。上空に、光が降り注ぐように広がる。
「みのり……さようなら」
「ううん、さようならじゃない。またいつか……絶対、会いに来てね」
アルトは少し躊躇った後、みのりをそっと抱きしめた。夜露に濡れた草の香りが、風に乗ってふわりと舞う。次の瞬間、アルトの身体は青白い光に包まれ、そして音もなく消えていく。
イラスト5:アルトを見送るみのり
イラスト説明:
・深夜の空き地で、青白い光に包まれるアルトと、抱きしめられたままの
みのりの姿。アルトの身体は透けるように消えかかっている。
・みのりの黒髪が風に揺れて、目には涙が浮かんでいる。
・遠くの夜空には大きな宇宙船らしき光が一瞬だけ映っている。
エピローグ
朝日が昇る頃、みのりは一人空き地で座り込んでいた。アルトの姿はもうどこにもない。それでも、涙の代わりに残ったのは、確かな温もりと想い。
「また会おうって……言ってたよね」
結月が走ってやって来る。「みのりっ! 大丈夫?」と抱きしめられ、ようやくみのりの目から涙がこぼれる。
それから数日が過ぎ、平穏な日常が戻ってきた。結月と一緒に笑い、勉強し、行事にも参加する。でも、みのりの胸の中には、消えない星の記憶と銀色の髪の少年がいつも輝いている。
いつかまた、どこかの夜空の下で再会できると信じながら。控えめな少女の小さな恋は、銀河の片隅に儚くも温かな光を残して消えていったのだった。
あとがき
高校生の美少女と地球外生命体の少年が出会い、限られた時間の中で互いを想い合う物語を書かせていただきました。
みのりがアルトによって世界を広げ、そして新しい自分を見つけるまでの心の動きを描きたかったのですが、少しでも伝わっていれば幸いです。
またいつか、アルトが再び地球を訪れ、みのりと再会する日の物語が紡がれるかもしれません。その時には、結月の大活躍もあるかも……。
ご覧いただきありがとうございました!
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これを基に、もっと展開しなさいと指示をだしたら、もう少し長文を作成してくれそうな気がする。
そのうちやってみようと思う。
イラストに関しては、内容を基にDALL-E3で作ってみたが、一回ごとに顔が変わったりして、やはり画像作成はまだまだだと思った。